思い出に縋って、
君の正しさを思い出す。
いつまでも待つと言ってくれた
あの懐かしい日々を。
もう戻れない昨日に、
憧れと焦燥と苦虫を噛潰して。
忘れて欲しいと願った。
そうであれば、
自分の罪悪感が救われるから。
自分だけじゃないと
免罪符を掲げられるから。
意味のない問いかけを
自分にしては無意味だと笑う。
あの日はもう戻っては来ないのに、
明日を夢見る事を期待する。
瞼の裏にしか、
もういない姿を追って、
何処までも何処までも
深い水底に落ちていく。
現実に舞い戻って、
窓辺に揺れるカーテンを見て
君の青なんて何処にもなかったと
嗤いながらオレンジ色に染まる。
・感想メモ。
思い出がゲシュタルト崩壊している。
思い出思い出と煩い事になっている。
思い出を多用し過ぎた。
BGM
魔法使いの嫁OP「Here」